夢のお皿
今でもたまに思い出すシーンがあって
それは昔働いていたレストランで同僚に
「いつか一つ一つ丁寧に手作りしたいろんな種類のタパスを
・・・10種類とかかな?ちょっとずつ食べれるようなお皿をつくりたいんだ」
「それを食べながら美味しいワインを呑んで」
「で、お客さんにイチイチオイシイって言ってほしいんだ」
って熱く語ったときのこと(笑)
「いつか一つ一つ丁寧に手作りしたいろんな種類のタパスを
・・・10種類とかかな?ちょっとずつ食べれるようなお皿をつくりたいんだ」
「それを食べながら美味しいワインを呑んで」
「で、お客さんにイチイチオイシイって言ってほしいんだ」
って熱く語ったときのこと(笑)
そのころ日本でスペイン料理といえば大皿料理が主流で
今みたいにタパスやピンチョス、ピンチート、モンタディート・・など
Pica pica 「チョコチョコつまむ」という
スタイルが無かった(もしくはボクが知らなかった)時代
初めてスペインを旅して帰ったボクは
すっかりタパスのトリコになっていて
いつか「手作りタパス・バル」をして
「夢のようなタパスの盛り合せ」を作ることを
思い描くようになっていました
そしてこのクリスマスに作った盛り合せは
そんな想いへの一つの答えだったと思います
おかげさまでお客さまにもすごく喜んでいただけて
ボクもとても充実した良いクリスマスを過ごせました
今こうして元気に働けること
作りたいお料理があること
それを楽しみにしてくださるお客さまがいてくださること
本当に本当にありがたいなと思いました
ありがとうございます
・・・そういえばよくボクは
エルボガのタパスの盛り合せを
お客さまにお出しする時に
「おつまみのドリームチームを目指しました」
って説明するんですが(笑)
じつはボクの「夢のお皿」だったんですね(笑)
¡Hasta pronto!