スタッフ募集のお知らせ
タイトルはおいといて・・(笑)
先日、エルボガのカウンターに
若い方が1人でプラッとこられて・・
軽くワインとおつまみって感じだったので
少しご説明などをしながら
いろいろお話をしていたら
実はその方も飲食店で働いている方で
ワインのお勉強もされて
資格も取られていて
すごく向上心があるなぁって
メガネも感心しきりだったんですが
ちょっと元気がない感じが気になるお客さまで・・
そしたら
「もう、お店辞めるんですよ・・」って
肩を落としてボソッとおっしゃったので
「え、ど、どうしてですか?」と
ちょっと驚いてお話を聴くと
もっと勉強になる仕事をしたいんだけど
今のお店はビジネスライクすぎて
あまり突っ込んだ勉強がもうできない・・のと
お客さまとあまり深く接することができない・・
んだそうでした・・・
なんか・・よくわかるなぁ・・
これはボクの持論なんですけど
「外食産業」と「料理屋」(エルボガみたいなん)は
全然違うと思うんですよね・・・
その線引きがどこか、はともかくとして
ボクの勝手なイメージとして
「外食産業」って
人の空腹を満たすシステムみたいな感じかな
どこでどう作られたのかは判らないけど
とにかくお腹がいっぱいになる物を
どれだけ安く仕入れて
どれだけ高く売るか・・
採算のとれなさそうなメニューは必要ないし
お客さまに伝わりづらい「良さ」を
伝えているヒマはない・・
その中で働いている人も
極限まで効率化を求められて
料理人じゃない人が
電子レンジで温めて盛りつける
でもそれをテレビCMや
美味しそうな写真がのったメニューや
「厳選の・・」とか
「こだわりの・・」とかで
幸せになれそうなイメージを作り上げる
で、それは「コスパがいい」とも
表現されたりする
ただ人の心ってずっと敏感で
食べた瞬間にそのイメージが嘘だったと気づくし
効率化の中で作り上げられたナンチャってコスパより
むしろ非効率な「こだわり」みたいなものに
心惹かれたり、深く感動したりしますよね・・・
だからこそ「料理屋」は
人の心を満たすことができるんだと思う
少なくともエルボガのお料理は
食欲を満たすだけのものではないし
お客さまに「幸せー」とか
「明日からもがんばろー」とか
そんな気持ちになってもらうためのもの
なので
お客さまとのコミュニケーションが
とても大切だし
そしてスタッフが幸せで
楽しそうに働いていることも
すごく大切で・・・
そのためには毎日一生懸命
誠実な仕事を自信を持って続けることが
ボクらお店の人のココロの健康にも必要で(笑)
それはもしかしたら非効率かもしれないし
とても大変なことかもしれない・・
でも食べる人も作る人もサービスする人も
みんなが幸せになれる
一番確かな道だとボクは思う
というわけで・・(?)
ビジネスライクじゃない
京都三条西洞院のスペイン料理店
エル・ボガバンテ346では
只今スタッフ募集中です!!
アルバイト希望の学生さんはもちろん
スペイン料理をちゃんと勉強したい
料理人の方もお待ちしてます♪
え、こんな記事読んで
応募する人なんているかっですか?(笑)
いたら良いなーって思って
書いてみました(笑)
ご興味のある方は
075-255-9892
アラカワまで♪
¡Hasta pronto!