若者、旅にでるの巻 5月24日(木)は臨時休業です
ボクが初めてスペインにいったのは今から12年前のこと
スペイン料理を勉強しだして2年くらいだったかな
まぁとりあえず現地に一度行ってみないとってことで
マドリッド、バルセロナ、バレンシアと旅をしたわけですが
実はそこで初めて「タパス」というものに出会ったんですよね
タパスとはスペインの伝統的な小皿料理のこと
そのころの日本のスペイン料理はまだまだマニアックなもので
トルティージャとパエリアと大皿料理くらいしか無かったんですね
なにせ生ハムをはじめ豚の非加熱食材がすべて禁輸だったんで
カツオ節や昆布がない中、日本料理を作るようなものでした
それがスペインにいくと、天井から豚の足はぶらさがっているわ
ショーケースにはたくさんのタパスが並んでるわ
生ビールは1杯100ペセタ(100円くらい)だわ!
空はどこまでも青く、風はさわやか、太陽はこれでもかと燃えている
その旅でボクは1冊の原書のレシピを買って帰って
それをコツコツ訳すことで、将来の留学を夢見ながら
スペイン語とスペイン料理を勉強した訳なんで
あそこでスペインに行ってなかったら
今のボクもエルボガもなかったかもしれません