今日から営業再開です!のお知らせ 他

ボクは料理を仕事にしているので

よく「味にはうるさいんでしょう?」とか
「プロの人に食べてもらうなんて恐縮ですけど」とか
言われるんですが(笑)
それこそこういう仕事をしているせいなのか
人が頑張って作ってくれたものは
もうそれだけで100点なんですよね(笑)
ま、たしかにお店に行って、全然美味しくなかったらそりゃ困りますけど
ボクが気になるのは、味よりもその店の人の「気持ち」
スペイン人を100人連れてきたら
たぶん99人は
「世界で一番美味しいのはマドレ、お母さんの料理だ」
と言うような気がする・・未調査ですが(笑)
それはなぜなんでしょうね?マザコンだから?いやいや・・
日本にも「おふくろの味」という言葉がありますね
ボクの母はそんなに料理好きではないですけど(笑)
それでも「あーアレ食べたいなぁ」と思うこともあります
職業柄ボクはいつも「美味しい」ってことは
どういうことだろうっと考えてるわけなんですが
確かに「食べ慣れている味」っていうのは大切ですよね
ボクもお客様が外国人の方だったりすると
一皿目を出したあとに塩加減などをお伺いする事があります
でも、ボクが今のところ「美味しい料理」の一つの答えにしているのは
「信頼できる人が、気持ちを込めて作った料理」
この「気持ち」は人それぞれいろんなモチベーションがあるので
「子供への愛」とか「人間愛」だったり「素材愛」だったり
ボクみたいな「美味しいもの食べて喜んでる人をみてドヤ顔してる自分愛」
だったりするかもしれません(笑)
だから「気持ち」の感じれない料理は
どれだけ贅沢な素材を使っても美味しくない
というか「気持ち」がなければ美味しい料理は作れないんですよね
そして「信頼できる」は
お店ならやっぱり毎日の地道な積み重ねしかないですよね!
いつかエルボガもマドレの味を越えたいものです!(笑)
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