とても長い一日のお話 3

前回の続きです

スペイン北部には

サンティアゴ巡礼の路という

古くから沢山のカトリック教徒が

聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指した

有名な巡礼路があるんですが

ボクがこのときに居たブルゴスも

この宿場町のひとつになります

リオハのログローニョからブルゴスまでは約130km

じつはボクはこの朝6時起きでログローニョからバスに乗り

巡礼路の脇を走るハイウェイを通って2時間半

この村へとやってきたのでした(笑)

写真の左側の車線の向こう側

白い路があるのがわかりますか?

アレがサンティアゴ巡礼の路です

そしてなんということでしょう・・・

今度は生ハム工場の社長、フリオが

これからまたボクをリオハに連れて行くと

言い出すではありませんか(笑)

ボクはここまできて

フリダシに戻ってしまうのか!?

「リオハにオレの大親友のワイナリーがあるんだ

お前に会わせたい!」

「いやぁ・・ボクはブルゴス市内でホテルも探さないといけないし・・」

「ホテルは予約しておく、行くぞ!」

「あ、あ、あと、レストランも予約してるんだよ」

「それまでには送り届ける、行くぞ!」

そして彼のお抱え運転手の運転でボクらは

リオハのワイナリーに向けてハイウェイを

ひた走るのでした(笑)

あまり今まで経験したことがないスピードで走る車に乗って

リオハのワイナリーについたのは17時(笑)

そこでボクらを迎えてくれたのは

スペインで最も評価の高い醸造家の一人

Bodega Contador コンタドールの

Benjamin Romeo ベンハミン・ロメオ

その人だったのです

この話はまだ(笑)

つづく

Continuará

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