そして第3部

そしていよいよ第3部

これまで日本のスペイン料理を牽引してこられ
そしてまた10年前に行われた
第1回スペイン料理フォーラムでも登壇された
4人のシェフの方々がお話をされました

鹿児島でお店をされているMシェフには
地方都市で「スペイン料理」という
ジャンルにこだわる難しさや
頑ななだけではお店は続かないという
飲食業の現実的なお話をいただきましたし

ずっと会社勤めをされているYシェフには

いろいろな周囲の環境の中で
「ボクの料理はスペイン料理です」と
言い続けることへのこだわりや
夢として将来のスペイン料理店での独立など
意欲に満ちたお話をいただきました

大阪で何軒ものグループをお持ちのKシェフは

さすがにとても豪快な印象の方で
ちょっと有名人に会った時みたいな(笑)
「おーKさんだー」って
嬉しくなってしまいました(笑)

そして最後に函館のレストランのFシェフは
「スペイン料理にこだわりつづけて
年に1ヶ月のバケーションもいただきつつ
34年間やってこられたのは
函館のお客さまがお店にきてくださって
お料理を食べてくださったからです」
とお客さまへの感謝を述べられました

その昔、ボクがスペイン料理を始めた頃

この方が書かれた本を読んで
「すげー!スペイン料理ってこんなのあるんだ」って
とても感銘を受けたことがあって
そんな憧れの存在として
いつかお会いしたいと思っていた方でした

実はそれが今回ボクが函館に行った
理由の1つでもあったんです(笑)

そしてこの第3部で伺った話の中で感じたことは
これらの方々のスペイン料理への愛情・・・

例えば長年連れ添った相手への気持ちのような・・・

・・というわけで
どうやらまだ続きます(笑)

第4部は・・フォーラムでは話題に上らなかった
「スペイン・バル」について

Continuará

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